木育サミット(ふれあい囲碁)
2/23(木)はティアラこうとうで開催されていた木育サミットに参加してきた。
これは、前の会社の時のお得意様から誘われたイベント。誘ってくれた方は残念ながら転勤になってしまい一緒にこれなかったけれど、私にとって非常に実のある一日となった。
プログラムのなかに「ふれあい囲碁」というものがあった。
これはプロ棋士の安田泰敏先生が提唱しているもので、囲碁を通じて、人と人とがコミュニケーションをとれるようにという想いが込められている。
イベント会場にいくと、私がかねてからつくりたいと思っていた木製の碁盤と碁石が。しかも格子状の碁盤。これは素敵!
そして、先生の講義がスタート。
まずとなりの人と、石取り碁をやる。
次にその人とペアになって、ほかのペアの人と石取り碁をやる。
今後はその4人でまたべつの4人チームと石取り碁を行う。
その後、さいごの4人のチーム内で話をする。一人2分間のスピーチでテーマは「自分の夢」
そのチームのなかで一番いいなぁと思った人に投票をする。
投票された人がそのチームのチャンピオンだ。私もチャンピオンに選ばれた。
時間の関係でその中のうち2人が夢について全員の前でかたった。
その人と同じチームの残り3人は、その人の夢がかなうように、どうやって応援するか、自分ができることは何かを話す。
今回の優勝者は北海道の大工さん(頭はアフロで和服!)で、彼は牛舎を買いとり現在木工場を制作しているとのこと。親と子供が会社や学校の前、また休日にそこに来て、一緒になにかを作れるような場所をつくりたいとのこと。素晴らしい夢でした。
イベントの結びとして、先生は、囲碁を打ってコミュニケーションをとってから夢の話をしたので打ち解けることができたといってきた。囲碁は年齢、性別、職業を超えて、そういうことができる素晴らしいツールなのだとも。
また、自分は誰かの応援団になれるのだということもおっしゃっていた。
これは大好きな喜多川泰さんという作家さんの最新作「秘密結社Ladybirdと僕の6日間」にも書いてあったこと。
自分ができることを全力でやる。
そういう人たちが集まったら、一人で持ち上げられないものも軽く持ち上げることがえきるかもしれない。
私は今後生き残っていける囲碁を打てる場所をつくり、かつ、Tranceのアーティストとしての活動も全力で行い、誰かの夢をサポートできるように頑張る。
写真の奥側に移っている碁盤は、手作業で作られたものだ。
やはり木は温かみがあっていい。