体のこと
私は2013年にリウマチにかかりました。
リウマチって年配の女性がかかるのでは?とよく言われるけれど、今は30代の女性も珍しくはない。
私はあるとき突然発症した。
原因不明だが、おそらく職場のストレスだと思っているし、自分の性格的な問題でそうなったとおも思っている。
色んな職場で、なにか嫌なことが起きたら、それは自分の努力不足だと思いなさいと言われてきた。そういう刷り込みみたいなものがあり、私は自分を責めて、自分に自信がない人になった。
今は必ずしも自分に全て原因があるなんていうことはない。
ということが、ようやくわかるようになった。
でも当時は、理不尽な上司の下についてしまい、いつ怒られるのか、すべてのミスは自分のせいだと責めるていた。
リウマチは自己免疫疾患といって、体の免疫が体にあるいいものを悪いものだとご認識して攻撃してしまう。いいものは関節の間にある滑膜というクッションのようなものなので、これがなくなっていくと、骨と骨がぶつかり変形していく。
私は最初はただの関節痛かと思い、半年ほど間違った薬を飲んでいた。
もちろん痛くなった時点でリウマチの検査は行った。しかし、その時リウマチ因子は結果に出ていなかった。
半年後、歩くのも難しくなってきた。寝ていても痛くて起きる。
それでも満員電車に乗って通勤していた。
でもリウマチとわかって、専門医のところへ行ったら、仕事はやめなさいと言われた。
とても会社に行けるような体ではなくなってしまったからだ。夜も痛くて眠れず、またほぼ寝たきりとなってしまった。お風呂に入るものの、自分の体を支える力が手首やひじの関節に負担となり、激痛が走って出られないという状態であった。
その時は母がサポートしてくれた。あの時の感謝の気持ちはいまでも忘れないし、私も身近な人が病気になったら、それくらいのサポートはしたいと思う。
今は10週に一度、生物学的製剤という点滴を打っている。
病の信仰を遅らせ、痛みをとるものである。でもなにも根本的な治療になっていない。
実は冬になり、かなり関節が腫れてしまった。
いまは暫定店舗なので、営業のつどテーブルや碁盤を出さなければならないが、これがかなりの負担である。でもそれを知っているお客さんは手伝ってくれる。世の中はあたたかい。
リウマチは不治の病とされているので、一生付き合っていかなければならないかもしれない。人の数ほど原因があり、人の数ほど治し方がある。
私は私に合った方法で、寛解ではなく、完治を目指す。
ここにもこれからその記録をしていく。