ブログ初日・初心
今日からブログを始めることにした。
というのも、1年前の今日、2016年2月20日は私にとって忘れられない日となったから。今日は母が他界した日なのである。
なぜその時でなくて、1年後の2017年なのか。
私の状況がこの1年で目まぐるしく変化したからだ。
もともと母が他界する前は、サラリーマンをやりながらアーティストとして海外で活躍するために日々行動していた。母が他界しても、その生活を続けるものだと自分でも思っていた。
しかし、いま私の夢は変わった。変わったというよりも、もう一つ道が開けたのだ。
今でも、海外で活躍できる日本人のTrance Artistとなること、またそういう道筋をほかの人のために作れる人になるという夢は変わらず持ち続けている。
もう一つは囲碁だ。
母が他界し、家業である碁会所を継ぐか継がないかという話になったとき、私はなぜか迷わず「とりあえず継ぐ」という決断をした。
今思えば、非常に無謀だったと思う。
今営業している場所は、10か月後には出ていかなければならない。
なによりも、私は囲碁を一切やったことがなく、打つこともできない。
平均年齢75歳という、自分の両親と年の近い人と関わってきたこともほとんどない。
そんな状況で「やる」と決めてしまった。
本格的に私がお店や囲碁と関わり始めたのが4月からなので約10か月。
囲碁のことも少しわかって、お客様とかかわるうちに新しい夢ができた。
囲碁を楽しむ場所を提供したい。今の時代にあったお店を作りたい。
囲碁を通じたコミュニケーションが取れる場所を作りたい。
囲碁をやったことがない人や、囲碁を覚え始めた初心者や女性などでも気軽にいける居心地のよいお店を作りたい。
プロの棋士やインストラクターなど、囲碁で生計を立てられる人だけではなく囲碁が好きなアマチュアの人でも、囲碁に関わる仕事に就けることを証明したい。
そして、席亭という仕事が「なりたい職業」にランクインするくらい魅力的になるようなお店を作りたい。
なぜそのようなことを思うようになったのか、自分でもこれといった理由はわからない。正確に言えば、一つに絞れないということである。
でも大雑把な言い方をすれば「人と出会い」
これに尽きる。
毎日ブログを続けられるかはわからない。
でも、自分の意思を書き綴っていきたい。